オンラインカジノ側は直ぐに対応を協議した
多くのオンラインカジノは、ネッテラー以外の契約がなかった為、ネッテラーの撤退はギャンブル関連のサイトに与える影響が強く、期日までにネッテラー以外の新しいサービスへの切り替えを考えるしかなかったのです。
時間がなかったことも影響して、オンラインカジノが共通したサービスを導入できなかったという問題が発生しました。
与えられた時間は1ヶ月しかなかった
ネッテラーが撤退のメールを送信したのは8月16日頃とされ、実際に撤退する日程は9月15日でした。
つまりオンラインカジノにとって、与えられている時間は1ヶ月だけで、その期間に新しい契約を結び、別のサービスに切り替える必要がありました。
もし切り替えがスムーズに行かないと入出金サービスが使えなくなり、オンラインカジノをプレイすることが困難になるからです。
この期間で、どのサービスと契約すれば安心なのか、考えていく必要がありました。
本当に安心できるサービスで、なおかつ今後他のオンラインカジノも導入するだろうと思われるサービスを契約することになりました。
しかし時間が足りなかったため、契約することを決めたオンラインカジノと、契約を保留して他のサービスを考えたところ、更には全く違うサービスとの契約で、事実上孤立したオンラインカジノも出ていました。
エコペイズとアイウォレットへの分断
契約を行うまでの期間が足りなかったことも踏まえて、契約できるサービスをとりあえず調べ、何とか契約を結んでいるオンラインカジノも多かったのです。
しかし契約したサービスによって違いが生まれ、エコペイズ派になったオンラインカジノと、アイウォレット派になったオンラインカジノに分かれてしまいました。
つまりオンラインカジノで共通のサービスを使えないため、これからは分断されたオンラインカジノでのプレイが要求されます。
ネッテラーは、むしろオンラインカジノをまとめ上げていた存在といえます。
用意されていたから、多くのオンラインカジノはネッテラーと契約して、ユーザー集めが簡単にできました。
今はそれどころではなく、何とかサービスを維持していく形になっています。
入出金サービスを独自に取り入れるなど、完全に孤立気味になっているオンラインカジノもあります。
それくらい撤退が大きすぎることで、これまでと同様のサービスを使うことができません。
ネッテラーはオンラインカジノに与えた影響が計り知れませんでした。
オンラインカジノがアイウォレット導入を増やすのか
エコペイズさえあればいいと思っているオンラインカジノもあれば、他のサービスとの提携により、更なる利用者促進を図りたいと思っているオンラインカジノもあります。
アイウォレットに対応しているオンラインカジノは、今後増えることが予想されます。
特に新規で利用契約を結んでいるオンラインカジノが出る可能性があり、フィリピンなどのアジア圏のオンラインカジノが増えてくれば、自然使われる可能性があります。
現時点では5つのオンラインカジノが導入
フィリピンを拠点としているジパングカジノなどは利用していますが、それ以外だとベラジョンカジノくらいしか導入しておらず、アイウォレットはまだ利用したいと思っている会社が少ない傾向にあります。
なんとかして増やしたいと思っても、そう簡単にできないのが現場にあります。
会社としては、エコペイズがネッテラーに近いサービスを展開しており、こちらを使ったほうがお得であると思われているため、アイウォレットには若干厳しい部分があります。
何とか利用してもらいたいと思い、オンラインカジノのサービスを増やしている良さもありますが、結果的に利用されている会社があまり多くなく、現在もアジアを中心としたオンラインカジノに使われています。
ネッテラーがいたときには使われなかったと思えば、使われるようになっただけでもメリットを得られていますが、他のオンラインカジノで使われるようになるにはまだまだアイウォレットに足りない要素があります。
エコペイズと一緒に使うかが焦点に
エコペイズの普及はかなり進んでおり、オンラインカジノなら多くの会社で導入されています。
導入していないオンラインカジノの方が少ないとまで言われていて、現在は第2のネッテラー状態になっています。
アイウォレットを同時に契約して、利用するメリットがあるのかにより、オンラインカジノで使われる可能性が高まる可能性もあります。
メリットとして、ユーザーが増えると思われている反面、当然ですがお金がかかります。
サービスの契約には、当然費用を負担しなければならず、オンラインカジノは余計な出費を強いられることになります。
高い出費を行ってしまうと、かなり辛いと感じる要素も出てきます。
オンラインカジノにとって、現時点でアイウォレットとエコペイズの同時契約はあまりメリットのないことです。
これから契約が増えてくる可能性もありますので、アイウォレットのアカウントを持っているといいかもしれません。